導入事例

ファンがすでに、調理に合わせて動いている厨房。

大学の学生食堂、ホテルの宴会厨房、北京の中華レンジ、銀行の社員食堂。導入済みの6件について、各厨房に何が必要で、何を導入したかを紹介します。

代表的な成果

これまでにDCKVが実現したこと

過去12件以上のDCKV導入で報告された代表的な成果です。平均値であり、個別の施設の結果ではありません。お客様の厨房での削減量は、現地調査で計測します。

成果の概要12件以上の導入

~50%排気ファンの電力削減
負荷に応じたインバーター制御とファン回転数の最適化による。
~42%排気風量の削減
自動の風量調整による。風量を絞れる運転条件での値です。
~40%換気に関わる空調電力の削減
フードから失われる空調済みの空気が減り、空調負荷が下がることによる。

3つのキャンパスにある11の厨房を、それぞれの調理に合わせて換気。

厨房の特徴

大学の給食は波のように調理が集中します。食堂は食事時間の前後に満席になり、その間はほとんど空になります。広いキャンパスでは、このパターンが少しずつ違う時間割で多くの厨房に繰り返されます。一定速度のファンはそのどれにも反応せず、空いている時間も全出力で電力を使い続けます。

導入したもの

五山キャンパス、大学城キャンパス、広州国際キャンパスにある11の厨房と食堂が対象です。システムは、温度、炎、煙と不透明度、圧力の各センサーと、産業用制御下のインバーターを組み合わせ、電力計測とModbus、MQTTによる通信を備えています。

この事例が示すこと

DCKVは複数拠点を持つ組織にも展開できます。センサーのリアルタイムの値が、厨房ごとに排気と給気の速度を決めるため、それぞれの厨房が自分の調理需要に従って動きます。すべての厨房が計測・接続されているので、性能を一元的に監視し、削減効果を継続的に検証できます。

システム
  • 温度センサー
  • 炎センサー
  • 煙・不透明度センサー
  • 圧力センサー
  • インバーター
  • 産業用制御
  • 電力計測
  • Modbus / MQTT
技術的な重点
複数厨房の自動化、インバーター制御、センサー統合、一元的な性能監視。

1軒のホテルにある5つの飲食エリア。最大960人のイベントに対応する宴会厨房も含みます。

厨房の特徴

ホテルには性格のまったく違う厨房が混在しています。カフェ、専門レストラン、宴会厨房、従業員食堂は、それぞれ設備も換気負荷も営業時間も異なります。Wyndham Grand Taixing Downtownでは、最大960人のイベントを担う宴会厨房を含む、5つの飲食エリアが対象です。

導入したもの

調理負荷センサーの信号をPLCのロジックが受け取り、インバーターを通じてファン回転数を設定します。電力計測とゲートウェイ連携によりデータを外部に送り、遠隔での計測・検証レポートに使います。

この事例が示すこと

1つの制御システムで、性格の大きく異なる飲食部門の換気をまとめて管理し、各エリアのファンをそれぞれの調理に応じて動かせます。サブメーターでファンの電力を追跡し、遠隔監視によって、機械室に行かなくても消費量とシステムの状態を確認できます。厨房に必要な運転条件を守りながら換気の電力を減らすための、実務的な基盤になります。

システム
  • 調理負荷センサー
  • インバーターによる回転数制御
  • PLCロジック
  • 電力計測
  • ゲートウェイ連携
  • 遠隔M&Vレポート
技術的な重点
多ゾーンの換気制御、ファンの自動調整、電力のサブメータリング、遠隔M&V。

食事のピークに合わせて換気する、3つの学生食堂。

厨房の特徴

給食施設の厨房は、短いピークに調理が集中します。食事の時間に食堂が満席になり、その後は仕込み、清掃、待機へと移ります。そのすべての段階で排気を全開に保てば、厨房に必要のないファン電力を使うことになります。

導入したもの

3つの学生食堂が対象です。仕様には、調理負荷センサー、インバーター制御、厨房の圧力監視、ファンの電力計測、ビル管理システム(BAS)またはゲートウェイとの連携が含まれます。

この事例が示すこと

センサーで制御する換気は、給食施設のリズムに合わせられます。制御は厨房の状態を常に評価して対応する排気ファンを調整し、静かな時間帯には風量を下げつつ、設計者が定めた最低換気量を守ります。ファンの計測記録によって、運転と電力使用を時間を追って比較できます。

システム
  • 調理負荷センサー
  • インバーター制御
  • 厨房の圧力監視
  • ファン電力計測
  • BASまたはゲートウェイ連携
技術的な重点
圧力監視、需要に応じた風量制御、ファン電力計測、BAS連携。

既存の換気設備を活かした、メイン厨房への後付け。

厨房の特徴

メイン厨房は終日営業のレストランとビュッフェを支えています。混み合う時間には強い排気が必要ですが、実際の換気需要は調理に合わせて上下します。既存設備にインテリジェントな制御を加えることは、換気設備全体を入れ替える代わりになる選択肢です。

導入したもの

フードのセンサー、インバーターによるファン制御、電力計測を、適合する既存の換気設備に組み込みました。警報とバイパスの機能、削減効果の検証も含まれます。

この事例が示すこと

DCKVは後付けとして機能します。既存のファンにセンサー、インバーター、制御ロジックを加えることで、ファンの運転が調理需要に従うようになります。警報とバイパスにより厨房チームが主導権を保ち、試運転後の計測とM&Vが、エネルギー性能を確かめる枠組みになります。

システム
  • フードセンサー
  • インバーターによるファン制御
  • 電力計測
  • 警報
  • バイパス
  • 削減効果の検証
技術的な重点
後付けの統合、インバーターの試運転調整、運転警報、バイパス機能、エネルギー検証。

中華レンジと直火の調理に、遅れずついていく排気。

厨房の特徴

中華料理と海鮮料理の厨房は、厨房換気の中でも最も厳しい部類です。中華レンジや直火の設備は強い熱と調理排気を出すため、すばやく反応し、慎重に設計された排気が必要です。

導入したもの

調理負荷の検知、インバーターによる排気ファンの回転数調整、電力計測、性能レポートを組み合わせています。

この事例が示すこと

需要制御は、専門性の高い調理環境でも機能します。センサー入力が調理の強さの変化を追い、制御は試運転時に定めた範囲内でファン回転数を調整します。負荷の低い時間帯はファンの電力が減り、調理が強まれば排気もそれに合わせて上がります。

システム
  • 調理負荷の検知
  • インバーターによる回転数調整
  • 電力計測
  • 性能レポート
技術的な重点
調理負荷の検知、動的なファン回転数制御、排気性能、電力監視。

昼のピークを中心に動く社員食堂。

厨房の特徴

社員食堂は昼食時に最も忙しく、それ以外の時間はずっと静かです。静かな時間も高い能力で運転を続ける換気システムは、厨房に必要な以上の電力を使います。

導入したもの

密閉型のメイン厨房と、客席側の保温テーブルが対象です。範囲には、フードセンサー、インバーターがある箇所でのインバーター制御、ファンの電力計測、バイパスのロジック、計測・検証レポートが含まれます。

この事例が示すこと

DCKVはホテルやレストランだけでなく、企業や団体の厨房にも適しています。需要に応じた制御でファンの運転を厨房の必要量に合わせ、電力計測と性能レポートにより、運営者はエネルギー使用を把握し、省エネ対策の効果を判断できます。

システム
  • フードセンサー
  • インバーター制御
  • ファン電力計測
  • バイパスロジック
  • M&Vレポート
技術的な重点
需要に応じた換気、ファン電力の監視、制御システムのバイパス、M&Vレポート。

パートナー

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DesmondInfantron (S) Pte Ltd

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