需要制御型厨房換気

シェフが働く分だけ、ファンも働く。

業務用厨房の排気ファンの多くは、開店から閉店まで全開で回り続けています。DCKVはフードごとに熱と煙を読み取り、調理が落ち着いた瞬間に排気ファンと給気ファンの回転を下げます。

スクロールして煙の行方を追う

DCKV

スマートな換気。
実測できる省エネ。

捕集性能も厨房の快適さもそのままに、ファンの電力はごくわずかで済みます。DCKVは新築にも既存フードへの後付けにも対応し、削減効果は5分ごとに検証されます。

  • 1〜3年標準的な投資回収期間
  • 0円シェアード・セイビングスの初期費用
  • 5分間隔の検証データ

仕組み

フードを一台、分解してみる。

  1. 00

    建て替えではなく、後付け

    DCKVは、お使いのフードとファンにセンサー、コントローラー、インバーターを追加します。調理ラインは変わらず、シェフが気づくのは厨房が静かになったことくらいです。

  2. 01 · 検知

    光学センサーと温度センサー

    フードの排気口を横切る光線が、煙と油煙を測ります。温度センサーは排気の熱を追います。この二つで、タイマーではなく、その瞬間の調理負荷を読み取ります。

    煙・油煙 · 排気温度 · フードごと

  3. 02 · 判断

    コントローラー

    専用コントローラーがすべてのセンサーを常時読み取り、フードごとに必要な風量を決めます。中華鍋に火が入れば即座に全開へ、バーナーが休めば回転を落とします。

    常時 · フードごとの制御 · 自動

  4. 03 · 制御

    インバーター

    インバーター(VFD)が排気ファンと給気ファンを同時に減速させ、厨房の圧力バランスを保ちます。ファンの消費電力は回転数の3乗に比例するため、20%遅く回すだけで電力はおよそ半分になります。

    排気 + 給気 · 圧力バランス

  5. 04 · 検証

    計測とレポート

    各インバーターが消費電力をModbusで報告します。データは5分ごとに記録され、MQTTでクラウドに送られます。削減効果は推定ではなく、実測値です。

    Modbus · MQTT · 5分間隔の記録

メーターは嘘をつかない

同じ厨房、同じ一日。
まったく違う二つのメーター。

営業日一日分のシミュレーションです。左は、営業中ずっとファンが100%で回ります。右は、DCKVが調理に合わせて回転を変えます。

00:00

従来型

営業中は一定速度

kWhCL-1 · 230/400 V
ファン回転数
100%
現在の電力
18.5 kW
ここまでの電気代
—
CO₂
0 kg

DCKV導入後

調理に合わせて回転

kWhCL-1 · 230/400 V
ファン回転数
—
現在の電力
—
ここまでの電気代
—
CO₂
0 kg
一日の調理負荷とファン回転数
  • 調理負荷
  • ファン回転数 · DCKV
  • ファン回転数 · 従来型

 

説明用のシミュレーションです。フード2台、排気・給気ファン合計18.5 kW、ファン電力は相似則で算出しています。実際の数値は現地調査で計測します。

試算

あなたの厨房では、いくら削減できる?

3つの質問に答えると、概算値が出ます。現地調査で、社内承認に使える確かな数字に仕上げます。

厨房の種類は?
フードまたは排気ファンの台数は?
4
新築ですか、改修ですか?

既存のフードとファンを活かし、インバーターがないところにだけ追加します。

前提条件を調整する

初期投資ゼロ

設備代は、無駄にしていた電気代から。

省エネ改修は、設備投資の承認で止まりがちです。シェアード・セイビングスなら、その手続きが要りません。双方で計測した削減額から、初日からシステム費用をまかないます。

導入前
営業中はファン全開
契約期間中
電気代が下がる · 検証済みの削減分を分配
契約終了後
削減分はすべてお客様のもの
  • お客様の電気代
  • DCKVのサービス料
  • お客様の削減分

シェアード・セイビングス

初期費用0円

設計、設置、保守、監視はすべて当社が行います。契約期間中は検証済みの削減分を分け合い、終了後はすべてお客様のものになります。

  • 設備投資の承認が不要
  • 保守と監視を含む
  • 支払いは実測した削減分からのみ

購入

1〜3年で回収

初日からシステムを所有し、削減した電力はすべてお客様のものです。監視とレポートはサービスとしてご利用いただけます。

  • 標準的な投資回収は1〜3年
  • 削減分はすべてお客様に
  • 検証サービスはオプション

計測・検証(M&V)

1 kWhまで、きちんと数える。

証明できない削減は、削減とは言えません。DCKVはどの現場でも、制御するファンを計測して実測ベースラインと比較し、その比較をシステムが動く限り続けます。

  1. 計測各インバーターの電力をModbusで取得
  2. 記録5分ごと、1日288回
  3. 送信MQTTでクラウドへ
  4. 報告毎月の削減レポートを自動作成
  5. 開示ESG報告にそのまま使えるスコープ2削減量
ESG報告と認証
宴会厨房 · フード EX-03 5分間隔 · 本日
本日の削減量—
現在のファン回転数—
CO₂削減量—
ファン電力(kW)
  • ベースライン · 一定速度
  • 実測 · DCKV

説明用データによるサンプル画面です。

効果が大きい現場

止まることのない厨房のために。

現地調査中の、ステンレス製フードが並ぶホテルの厨房 中華レンジの上に長いフードがあるレストランのオープンキッチン
遠隔地、ディーゼル発電

1,000 kWh削減するごとに、燃やさずに済むディーゼル約270 L*

*発電機の標準的な燃料消費を約0.27 L/kWhとした場合。実際の値は燃料記録でわかります。
大規模な調理工場の視察

終日営業のレストラン、宴会、従業員食堂。ホテルには複数の厨房があり、それぞれにリズムがあります。DCKVはフードごとに負荷に合わせて運転するので、空いている食堂が、混み合う宴会場の分まで電気代を払うことはありません。

1日2回の鋭いピークと、その間の長いアイドル時間。DCKVに理想的な負荷パターンです。営業の合間はファンを絞り、最初のオーダーが入れば数秒で立ち上げます。

FIFO(飛行機通勤)の勤務者が暮らす宿泊キャンプの厨房は、発電機の電力で24時間稼働します。使わずに済んだ1 kWhは、運び込み、貯蔵し、燃やさずに済んだ燃料です。

多くのフードにまたがる長時間の生産で、負荷は持ち場から持ち場へ移ります。フードごとの制御で、調理している場所にだけ排気を効かせます。

プロジェクトの進め方

まずは、厨房を一緒に歩くことから。

カタログ上の計算はしません。現場を調査し、今の使用量を計測してから、はじめて数字をお出しします。

ホテルの機械室で冷凍機を調査するDCKVのエンジニア
機械室の調査
厨房フードとガス配管を点検するエンジニア
フードとダクトの点検
空調機を確認するエンジニア
空調機の調査
  1. 01

    現地調査

    フード、ファン、インバーター、機械室、そして各厨房が実際にどう動いているかを把握します。

  2. 02

    ベースライン

    既存のファンを計測し、現在の消費電力を確定します。

  3. 03

    設置

    センサー、コントローラー、インバーターは営業時間を避けて取り付けます。

  4. 04

    検証

    契約期間中、5分間隔のデータと毎月の削減レポートをお届けします。

インサイト

現場からのノート

すべての記事

よくある質問

現地調査で毎回聞かれること

需要制御型厨房換気とは何ですか?

DCKVは、フード内のセンサーで測った実際の調理負荷に合わせて、厨房の排気ファンと給気ファンの回転数を調整します。従来のシステムは、営業中は常に一定の最大速度で運転します。

煙の捕集や厨房の快適さに影響はありますか?

ありません。センサーが煙や熱を検知した瞬間にコントローラーがファンを全開にするため、調理中の捕集性能は保たれます。回転数が下がるのは、負荷が下がったときだけです。

既存のフードに後付けできますか?

ほとんどの厨房で可能です。フード、ダクト、ファンはそのまま使い、センサーとコントローラーを追加し、インバーターがまだないファンには取り付けます。

削減効果はどのように検証しますか?

各インバーターの電力を5分ごとに計測・記録し、ファンを一定速度で運転したときの実測ベースラインと比較します。毎月のレポートは自動でお届けします。

費用はいくらですか?

シェアード・セイビングスなら初期費用はかかりません。システム費用は検証済みの削減分から支払われます。購入される場合、標準的な投資回収は1〜3年です。

無料の厨房エネルギー診断

あなたの厨房を、数字にしましょう。

3つの質問にお答えいただければ、現場に合わせた試算と、厨房を拝見する日程をご連絡します。

Alex Owen DCKV · ハノイ · 英語で対応
プロジェクト